丁の東大記

東大に1.3点差で落ちた浪人生(→合格しました。東大生)丁の勉強や人生のゴタゴタ

東大プレ英語解説第1問

まぁ七月に模試やらなんやらあって、その復習用です。自分用かな。遅いって?さっき返ってきたんやもん。

英語
第1問
色々説はあるけれど、とりあえずここはワンパラワンセンテンス理論で解説。
1段落: 努力は生まれ持った才能に勝ると言われた時の脳の変化を最近研究者は研究しているよ。と。
(Recentlyはややこしい副詞。lately(最近の意味の時)と一緒で現在完了と一緒に使われる。ただ、最近は現在自制と一緒に使われることもあって、ここはその例。現在形はthese days/nowadaysが使われるよ。)

2段落:前半は研究者の紹介。無視無視。事実はさておき、やる気の上がる言葉を言われるとパフォーマンスが向上する。と。

(2行目がわかりにくいかも。whether or not what people were told was true.
[{whether or not (what people was true)◀︎名詞節}◀︎名詞節 was true]◀︎全体で副詞節

3段落:研究内容について。「固定された思考」ー知性は先天的なもので変わらないよ、と言う文章を読んだグループと、「成長思考」ー環境が人を賢くするかもね、と言う文章を読んだグループ、二つ作ったよ。

(discussは他動詞。楽天の社長にならないように。対比構造としては、1行目のhard work⇄intelligence you are born with= living environment⇄a product of our genetic material。1行目で書き忘れたけど、bornはbearのちょっと特殊なVp.p.。形容詞って考えた方がいいかも。bearは持つ、耐える、産む…とかの多義語なんだけれど、産む以外のVp.p.はborneね。産むの主語は何か間違えない限り母親だから、by one's motherは省略される。はい閑話休題)

4段落:研究者は二つのグループが読んだ内容についてテストして、脳の働きを確認した。

(have just Vp.p.は覚えたい。ほんのついさっきーした。)

5段落:研究者は能力に関する些細な情報も能力に関する信念に大きな影響を与えうるという。

(big⇄smallで対比。バタフライ効果かな?時制の一致がされてないという人がいるかもしれない。私とか。まず時制の一致について軽く説明。ifやthatとかの従属接続詞や、関係詞を使って他の文に組み込んでいる時、従属節と言うんだけど、文の主節が過去の時は従属節もそれに合わせるっていうのだよね。この場合はfound以下かな。(say以下も従属節。)時制の一致には例外があって、今もそうであることなら現在形、歴史上の事実なら常に過去形。歴史上の事実っていうのは主観的なものだから基準はない。(仮定法が従属節内の時は主節によらないからね。))

6段落:「固定された思考」の人々は読んだ文章に関する質問を正解するように取り組んだがのちのテストで成績が向上することはなかった。

7段落:しかし「成長思考」にはその反対が当てはまった。成績が向上したのだ。

(ややこしい文多いね。among~の間では。比較級ー,比較級も使われている。)

8段落:能力について違う考え方に触れると、学習効率に大きな効果を及ぼす。

100字ですね。要旨要約がなんなのかは私は触れられる立場ではないので無視です。
1・2で総論が出ています。1・2・8段落は結論、3・4・5・6・7段落で実験を述べています。文章が二つに分かれていて、要求文章量が100字と多いので、「結論」で一要素、「実験」で一要素と考えて良いでしょう。

1・2・8➡︎能力についての考え方を変えるだけで学習効果は大きく変わる

3・4・5・6・7➡︎実験で、能力は先天的なものだと言われた者は学習効率が向上しなかったが、後天的な努力によると言われた者の方が学習効率が向上した。

 

これらをまとめれば良いでしょう。